2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧

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「水」 教会で。60億人に。 神の言葉 「あきらめなさい。」 2書斎で。一人で。 ワレオモウユエニワレアリと言う言葉を僕が最初に目にしたのはそれを最初に言った人のいた国からはとても遠い場所であって、そして時間的にも離れていたわけで、だからこの言葉…

花を焼く少年のつづき

いえもちろん本当はもっと複雑で、便宜的に省略はいたしましたけれどもね。で、そして一度進入してしまうと、、、そうです、彼らは、少しずつずらしていくんです。なにをかって?聞いてください。なにをか知りたいですか?これっきゃないってやつをずらすん…

花を焼く少年

僕は花を焼かない少年であなたもそうだと思う。みんなは普通花を焼かない。なにせこの地球では僕らは普通花を焼かない。人間はみんな、たったひと時の暖をとるために木を焼き、思い出を思い出にするために恋人との写真を焼き、肉親の死体を焼き、腹を膨らま…

天才科学者

不老不死の研究をしていた男の人がいて、この人はたまたま天才だったので大体その研究に成功した。おめでとう人類!不老不死だ。しかし彼自身はすでにすっかり年老い、彼は彼の天才を費やしてしまってた。彼はこの発見の成果を発表する直前、大きな会場の待…

メメントモリつづき

空腹に負けないような芸術を作る芸術家になりたい 僕は空腹に負けないような芸術を作るような芸術家になりたい。あるいは葬式の日取りを忘れてしまって聞き入ってしまうような音楽を作りたいのだ。考えれば考えるほど絶対無理だけど、でも考えに考えてそこに…

数学が勝った

数学が勝った。「数学が勝った!」という知らせが僕の元に届けられた時僕は最近発売された「実験的な歯ブラシ」のマニュアルをみていた。40ページもの長さに渡って難しい専門用語で解説してあった。そうか。数学が、勝ったか。と僕は顔を上げて言った。そ…

7日間の世界のスケッチのためのランダムノート

多分ばかな気取った人(日本の大学生的)な人の発言として 完全な羽をもつ鳥も空気がなくては完全に飛べない 「真実は真ん中よりすこし左側にてヨツウチ」。じゃあ、意味は?僕は無意味と意味の調節を実験しました。音楽でね。嫌な話だ。コンドは意味がモル…

こころのあたりのある空洞。こころあたりあるでしょ。の話し

ボク:僕は成長しない世界について考えてた。そこは成長しない世界。つまり成長率がゼロであるという世界。そこには夢というものがないから、現実は味気ない。感情というものがないから、喜びというものもない。 デク:デクは成長しない世界に住んでいる。こ…

真空雑誌vol1 特集「2つ目の真空」

今日の新聞記事(3件)~ 浜辺で仲間達とチェーンソーですいかわりをして楽しく遊んでいた少年が謝って自分の頭を割ってしまいしょうがないので仲間たちは割れた頭に塩を少々ふってを食べようとしたのだが少年は死ぬ直前には頭のなかが空っぽだったらしく、…

真空雑誌創刊一号 特集 完全なる真空

のたび真空雑誌では、アメリカ大統領であるクリントンさんと、アホである坂田さんとの対談の場を設けることに成功した。しかもこれは当社が開発した「完全なる真空」というボックスの中で、人間の精神状態をまるでソノ肉体が地球、そして重力と言う僕らが根…

ギターを弾く100の方法

ギターにはヒャクトオリの鳴らし方がある。コワス。弦をきる。弦をカツグ。カツオくん今日のユウご飯はなんだろうね。マスオさん。てめぇだよ。これがその100通りのなかで主要なものである。ほかには、血祭り、踊り食い、踊らずぐい。グラフィカルユーザ…

7日間の世界のスケッチ

「物語の始め」この物語には真空男、太陽、美しい真空の形、熱にうかされた詩人、耳が3ッつあるおしゃべり、口のない、右脳ハイジャッカー、漢字変換機能、システムノットワーキング、ボク、デク、イズム・コピーマシーン、真空を燃料にする宇宙船、月曜一現…

憎しみ方。ゴミの出し方。

良しきた!明日、死のう!やっとだね。最初で最後の自殺だね!

時速1時間

暴れつづけてないと体に膜がはってしまう、という妄想にかられて彼は、青春を最高速度でかけぬけた。そのつもりだった。 ひとみについたゴミに気づくことがあるかい?それが美しかろうともそれはまた明日のお話で、とにかく今日はタバコでもすわないと空気な…

孤独の剣

朝、といっても誰もまだ起きていない朝、ボクはまだ眠っていない朝にコンビニエンスストアで一人で本を立ち読みをする。僕はまともに人にあわずにスゴし着々と孤独の経験値を蓄えていた。思えばdsのドラクエでは孤独を引き換えに僕に剣を売ってくれる。コン…

虫殺し

僕の部屋に偶然に舞いこんだその小さな虫はひどく混乱しているように見えた。 彼の名前を知らないのでただ「虫」 と呼ぶ事を、許してください。 虫は混乱したように飛びまわっていた。 ぐるぐるぐるぐる。 だけど思えば、虫は混乱なんてしていないのかもしれ…

無限後退

「ヨシノさんはタナカくんが好きだった。タナカはアイコちゃんが好きだった。アイコちゃんはトミオくんに恋をしていた。トミオくんは中村さんにあこがれていた。中村さんはヨシナガさんに狂っていた。吉永さんはまた別の中村君に思いを寄せていた。中村君は…

世の中の仕組み2

ダメオトコというオトコの子がいました。 とりたてて特別といったワケではありませんでしたが、 彼はとても優しいオトコの子だった。 優しいので、 ダイタイの人に好かれました。 彼はとりあえず幸せでした。 数人の特に親しい人間と、 数十人のそれなりに親…

世の中の仕組み

彼は芸術を売った。芸術、ね・・・。とつまらなそうにつぶやいたあと、質屋はプルトニウム製のそろばんをはじいた。数万円とすこし。彼はうけとったその金を手につかむと、文字どおり転がり出るようにして外へでた。本当には覚えていないけれど彼は一瞬だけ…

31

30回目の自殺未遂に失敗したその数日後に彼女は芸術家志望の青年にあった。喫茶店で彼は彼女の手首の傷をみて、かっこよいねといった。 彼女はなにもかもいやになってしまい、それから31回目のことを考え始めた。奇しくも彼女は13日後の7月31日の日曜日に3…

ハンドクリーム

いくらかのことがわからなくなった。決してやすくないクリームのことを考えた。例えば現代の日本の20前後の女の子たちの、決して安くないハンドクリームで守られた、愛すべき手。まだ岸にたどりつくまではしばらくあるからこその穏やかな波の上での、しばら…

メランコリー、そして終わりのない悲しみ

優柔不断なその星は揺らごうか揺らぎまいかと迷っていた。それをみて人がざわついたりほほをそめたりするのが、癪だったからだ。彼は自分の周りを取り巻く大きなガスが自分の視界をいつも小さくにごらせてしまうのをみて悲しんでいたが、それと同時に、それ…

ありんこをふみつぶすのに必死の子供のように必死で詩を書く

神様は僕らの前をすどおり 空がしめすとおり 世界はおわってしまった、とおに とけだしていく南極と北極のこおりにありんこをふみつぶすのに必死の子供のように必死で詩を書く 一つの座席をゆずりがたい人類が一つの星を守ることが果たしてできるだろうか携…

耳掻きの粉

ある日に僕は昼も夜も明るさの変わらないような部屋で、 僕の些細な欲求をこなごなにして、 生きる本当の目的を消去法で見つけよう そうでもしなければ窓をしめても聞こえてくる 騒音の中で僕は大切な何かを見つけることすら できなくなってしまうだろう。僕…

心臓が悪いんだ

死のための妙案の採集 彼の誕生日に彼の部屋を訪れると、このデザイナ志望の青年は、母に買ってもらった間の抜けた洋服タンスを見られるのをしきりに恥ずかしがった。 糞すると確認したくなる。抑えきれない。 ねえ、大好き、いつまでもここにいて そんなに…

アダムとイブ

南のアナタへ。いかがお過ごしですか。 ここでは太陽はすぐ翳ります。 水が落ちてこない日はないのです。 地球はひっぱりつづけます。 あまりにも雨が降るのでわたしたちは涙をながしかたも わすれました。最期に泣いたのは飼い猫が死んだときでしたよ。 ネ…

万里の長城で一番新しいセックスをする

新しいものってあんまりない。私にとって新しいものならば、沢山あるけれど、みんなにとって新しいものは、あんまり見つからない。ファッション雑誌はくり返しを尊敬しているらしくて、格好いいものならば沢山見せてくれる。格好いいけれども新しくはないも…

ジョブススピーチ

スティーブ・ジョブスのスピーチアップルコンピュータ創立 CEOのスティーブ・ジョブス氏のスタンフォード大学卒業祝賀スピーチPART 1 BIRTH ありがとう。世界有数の最高学府を卒業される皆さんと、本日こうして晴れの門出に同席でき大変光栄です。実を言…

知らない角の曲がり方

君に一つ秘密の話しをしよう。なぜ今そんな気持ちになったかのは秘密。24時をいくらか回った頃だよ。これは知らない角の回り方についての話しだ。僕は今とても幸せだ。 僕は知らない角の回り方を君に教えようと思う。これは大事な方法だ。 僕が知らない角を…