2006-08-07から1日間の記事一覧

花を焼く少年

僕は花を焼かない少年であなたもそうだと思う。みんなは普通花を焼かない。なにせこの地球では僕らは普通花を焼かない。人間はみんな、たったひと時の暖をとるために木を焼き、思い出を思い出にするために恋人との写真を焼き、肉親の死体を焼き、腹を膨らま…

天才科学者

不老不死の研究をしていた男の人がいて、この人はたまたま天才だったので大体その研究に成功した。おめでとう人類!不老不死だ。しかし彼自身はすでにすっかり年老い、彼は彼の天才を費やしてしまってた。彼はこの発見の成果を発表する直前、大きな会場の待…

メメントモリつづき

空腹に負けないような芸術を作る芸術家になりたい 僕は空腹に負けないような芸術を作るような芸術家になりたい。あるいは葬式の日取りを忘れてしまって聞き入ってしまうような音楽を作りたいのだ。考えれば考えるほど絶対無理だけど、でも考えに考えてそこに…

数学が勝った

数学が勝った。「数学が勝った!」という知らせが僕の元に届けられた時僕は最近発売された「実験的な歯ブラシ」のマニュアルをみていた。40ページもの長さに渡って難しい専門用語で解説してあった。そうか。数学が、勝ったか。と僕は顔を上げて言った。そ…

7日間の世界のスケッチのためのランダムノート

多分ばかな気取った人(日本の大学生的)な人の発言として 完全な羽をもつ鳥も空気がなくては完全に飛べない 「真実は真ん中よりすこし左側にてヨツウチ」。じゃあ、意味は?僕は無意味と意味の調節を実験しました。音楽でね。嫌な話だ。コンドは意味がモル…

こころのあたりのある空洞。こころあたりあるでしょ。の話し

ボク:僕は成長しない世界について考えてた。そこは成長しない世界。つまり成長率がゼロであるという世界。そこには夢というものがないから、現実は味気ない。感情というものがないから、喜びというものもない。 デク:デクは成長しない世界に住んでいる。こ…

真空雑誌vol1 特集「2つ目の真空」

今日の新聞記事(3件)~ 浜辺で仲間達とチェーンソーですいかわりをして楽しく遊んでいた少年が謝って自分の頭を割ってしまいしょうがないので仲間たちは割れた頭に塩を少々ふってを食べようとしたのだが少年は死ぬ直前には頭のなかが空っぽだったらしく、…

真空雑誌創刊一号 特集 完全なる真空

のたび真空雑誌では、アメリカ大統領であるクリントンさんと、アホである坂田さんとの対談の場を設けることに成功した。しかもこれは当社が開発した「完全なる真空」というボックスの中で、人間の精神状態をまるでソノ肉体が地球、そして重力と言う僕らが根…

ギターを弾く100の方法

ギターにはヒャクトオリの鳴らし方がある。コワス。弦をきる。弦をカツグ。カツオくん今日のユウご飯はなんだろうね。マスオさん。てめぇだよ。これがその100通りのなかで主要なものである。ほかには、血祭り、踊り食い、踊らずぐい。グラフィカルユーザ…