2006-08-05から1日間の記事一覧
良しきた!明日、死のう!やっとだね。最初で最後の自殺だね!
暴れつづけてないと体に膜がはってしまう、という妄想にかられて彼は、青春を最高速度でかけぬけた。そのつもりだった。 ひとみについたゴミに気づくことがあるかい?それが美しかろうともそれはまた明日のお話で、とにかく今日はタバコでもすわないと空気な…
朝、といっても誰もまだ起きていない朝、ボクはまだ眠っていない朝にコンビニエンスストアで一人で本を立ち読みをする。僕はまともに人にあわずにスゴし着々と孤独の経験値を蓄えていた。思えばdsのドラクエでは孤独を引き換えに僕に剣を売ってくれる。コン…
僕の部屋に偶然に舞いこんだその小さな虫はひどく混乱しているように見えた。 彼の名前を知らないのでただ「虫」 と呼ぶ事を、許してください。 虫は混乱したように飛びまわっていた。 ぐるぐるぐるぐる。 だけど思えば、虫は混乱なんてしていないのかもしれ…
「ヨシノさんはタナカくんが好きだった。タナカはアイコちゃんが好きだった。アイコちゃんはトミオくんに恋をしていた。トミオくんは中村さんにあこがれていた。中村さんはヨシナガさんに狂っていた。吉永さんはまた別の中村君に思いを寄せていた。中村君は…
ダメオトコというオトコの子がいました。 とりたてて特別といったワケではありませんでしたが、 彼はとても優しいオトコの子だった。 優しいので、 ダイタイの人に好かれました。 彼はとりあえず幸せでした。 数人の特に親しい人間と、 数十人のそれなりに親…
彼は芸術を売った。芸術、ね・・・。とつまらなそうにつぶやいたあと、質屋はプルトニウム製のそろばんをはじいた。数万円とすこし。彼はうけとったその金を手につかむと、文字どおり転がり出るようにして外へでた。本当には覚えていないけれど彼は一瞬だけ…
30回目の自殺未遂に失敗したその数日後に彼女は芸術家志望の青年にあった。喫茶店で彼は彼女の手首の傷をみて、かっこよいねといった。 彼女はなにもかもいやになってしまい、それから31回目のことを考え始めた。奇しくも彼女は13日後の7月31日の日曜日に3…
いくらかのことがわからなくなった。決してやすくないクリームのことを考えた。例えば現代の日本の20前後の女の子たちの、決して安くないハンドクリームで守られた、愛すべき手。まだ岸にたどりつくまではしばらくあるからこその穏やかな波の上での、しばら…
優柔不断なその星は揺らごうか揺らぎまいかと迷っていた。それをみて人がざわついたりほほをそめたりするのが、癪だったからだ。彼は自分の周りを取り巻く大きなガスが自分の視界をいつも小さくにごらせてしまうのをみて悲しんでいたが、それと同時に、それ…
神様は僕らの前をすどおり 空がしめすとおり 世界はおわってしまった、とおに とけだしていく南極と北極のこおりにありんこをふみつぶすのに必死の子供のように必死で詩を書く 一つの座席をゆずりがたい人類が一つの星を守ることが果たしてできるだろうか携…
ある日に僕は昼も夜も明るさの変わらないような部屋で、 僕の些細な欲求をこなごなにして、 生きる本当の目的を消去法で見つけよう そうでもしなければ窓をしめても聞こえてくる 騒音の中で僕は大切な何かを見つけることすら できなくなってしまうだろう。僕…
死のための妙案の採集 彼の誕生日に彼の部屋を訪れると、このデザイナ志望の青年は、母に買ってもらった間の抜けた洋服タンスを見られるのをしきりに恥ずかしがった。 糞すると確認したくなる。抑えきれない。 ねえ、大好き、いつまでもここにいて そんなに…
南のアナタへ。いかがお過ごしですか。 ここでは太陽はすぐ翳ります。 水が落ちてこない日はないのです。 地球はひっぱりつづけます。 あまりにも雨が降るのでわたしたちは涙をながしかたも わすれました。最期に泣いたのは飼い猫が死んだときでしたよ。 ネ…
新しいものってあんまりない。私にとって新しいものならば、沢山あるけれど、みんなにとって新しいものは、あんまり見つからない。ファッション雑誌はくり返しを尊敬しているらしくて、格好いいものならば沢山見せてくれる。格好いいけれども新しくはないも…
スティーブ・ジョブスのスピーチアップルコンピュータ創立 CEOのスティーブ・ジョブス氏のスタンフォード大学卒業祝賀スピーチPART 1 BIRTH ありがとう。世界有数の最高学府を卒業される皆さんと、本日こうして晴れの門出に同席でき大変光栄です。実を言…
君に一つ秘密の話しをしよう。なぜ今そんな気持ちになったかのは秘密。24時をいくらか回った頃だよ。これは知らない角の回り方についての話しだ。僕は今とても幸せだ。 僕は知らない角の回り方を君に教えようと思う。これは大事な方法だ。 僕が知らない角を…
ただ一人真実を知っている鏡技師がいるのをご存知だろうか。 僕は彼を知っている。海辺で犬を散歩している最中に仲良くなったのだ。彼はフレンドリーな人間であるが、真実をしっている人物に一貫して備わっている沈黙をもちあわせていた。 その沈黙は会話が…
実験再開。ただし小説をはって文字数を稼ぐだけ。 ===========================================